無為庵

読書メモ、アイデアの蔵。

居合道と弓道【弓道日誌2 10/25】

居合道弓道

居合道は仮想敵、弓道は的を通じて自分と向き合う武道だ。私は学生時代、それぞれを3年ずつ学んだことがあるのだが、再開するとしたら弓道だな、とかねがね考えていた。

なぜなら、集中を高めて無我夢中の境地に親しみ、何かに執着しない水のような心を育くむには、弓道の方に軍配が上がるからだ。

続きを読む

弓道再開しました 【弓道日誌1 10/18】

今日から、とある弓道場に通うことに決めた。

弓を執るのは高校以来久々。流石に初矢は緊張したが、かつて馴染んだ"あの動き、あの感覚、あの視界"に、「あぁこれだ」と懐古の情を覚えられるのは、おじさんの特権か。今日は巻藁だけだったけど、久しぶりの弓に加え、師範にみっちり見ていただいて早速課題が見つかり、士気が増すばかりだ。

コロナ禍でいつに受けられるか分からないけど、まずは審査で初段を獲得するのが当面の目標である。

 

さて、なんでまた弓道を始めたのか。理由は二つある。

続きを読む

「要するに、自分から負け犬にならないことですね。」(宗道臣)

要するに、自分から負け犬にならないことですね。

ニコッと笑えるような、そういう人生を自分でつくってくれ。

おじさんはこれまで、自信について色々調べてきたんだけど、その要点を一言で表した珠玉の名言。この二行を目にしたとき、「あぁ、これだ」と思ったのを今でも鮮明に覚えている。

 

さて、この言葉を残したのは、少林寺拳法創始者宗道臣氏。1975年の指導者講習会での言葉*1だという。

*1:引用元:『会報少林寺拳法 2020年秋号』(2020)一般財団法人少林寺拳法連盟

続きを読む

19世紀のアメリカ——南北の対立

 ◆前回

 

muian2020.hatenablog.com

 

  • 19世紀――「明白な天命」(Manifest Destiny)
  • 南北の対立
  • 南北戦争(1861~65)
  • ~参考~

 

イギリスによる重税の前に団結した13植民地は、アメリカ独立戦争(1775~1783)を経、"アメリカ"として独立する。その後、彼らは大陸を西に向かって進出し続けるが、次第に経済的な事情を背景にした対立が表面化し、遂には内戦に発展する。

 

続きを読む

ゲームで解る心の妙――「死なんと戦えば生き、生きんと戦えば必ず死するものなり」

日常には"心の妙"を識る機会に溢れている。

 

ゲームもまたその一つだと思う。

しかし、簡単なRPGでは駄目だ。フロムが得意とするような、シビアな判定に只管合わせ続ける"死にゲー"の類でなければならぬ。

 

その中でも、個人的には「隻狼」が最も"適している"のではないか。

「隻狼」の基本的な戦い方は、相手と丁々発止の斬り合いを演じ"続ける"こと。特に、所謂ジャストガードにあたる「弾き」は、ワンアクションで「体幹ゲージ」を削ることができる。勿論、攻撃を中てて相手のHPを0にする方法でも良いのだが、この「体幹ゲージ」を0にすれば残りHPに関わらず「忍殺」する(=止めを刺す)ことができるのは、「隻狼」ならではと言える。ダークソウルシリーズ等とは異なり、只管"隙を突いてHPを削っていく"だけではなく、"積極的に打ち合ってHPを削り切る前に止めを刺す"という戦い方ができるのである。

 

そして、これこそが「隻狼」が"適している"と考える所以である。

続きを読む

19世紀のロシア——南下政策、本格始動

  • 打倒オスマン帝国――東方問題
  • 「上からの近代化」を目指す
    • ロシア=トルコ戦争(1877~78)
  • ロシアの東方進出
  • ~参考~

 

 

*18世紀までのロシアについては↓

muian2020.hatenablog.com

 

アレクサンドル1世の時、モスクワ遠征(1812)でフランスを潰走させたロシアは、ナポレオン戦争を終わらせた功績でウィーン会議の主役の座を得る。ロシアはその立場を利用し、不凍港を目指す南下政策を活発化させた。

19世紀のロシアの歴史は、不凍港を巡る挑戦と挫折の物語である。

 

続きを読む

一炊の夢 叛逆の夢

おじさんには今、二つの目標がある。

 

一つは、この芥のような人生に抗うこと。

一つは、「大人というのも悪いものじゃない」と言えるようになること。

続きを読む