無為庵

読書メモ、アイデアの蔵。

自信の欠片

「足りてない自分の心を『ありがとう』て言葉で満たすんや。」 【2021.5.8】

「つまり、満たされる、というのは、『一緒になる』ということなんや。たとえば、人から愛されていると感じる時。人を愛していると感じる時。自分の幸せ以上に相手の幸せを思う時。自分よりも大事なものができた時。それは全部『あなたと私は一緒です』とい…

"「最良の別れ」に向けた不断の努力"(『嫌われる勇気』) 【2021.5.5 儚い決意】

だとすれば、われわれにできることはひとつでしょう。すべての出会いとすべての対人関係において、ただひたすらに「最良の別れ」に向けた不断の努力を傾ける。それだけです。 (『嫌われる勇気』p,277より) 他者の関心事に関心を寄せる。これが、人間関係の…

『幸せになる勇気』

また、門戸をたたいてしまった。 ――行こう。 幸せになれないのは何故か? 「愛される」ライフスタイル どうして「愛される」ライフスタイルから逃れられないのか? 褒めても叱ってもいけない。「尊敬」せよ。 なぜ、褒めても叱ってもいけないのか 褒めること…

続・固定観念を疑え――世界を一歩離れて見れば道は拓ける

固定観念を疑え②――二元論を捨てる 「禅」の本 禅とは? 禅の教え 後記:「禅」の本の読み方 muian2020.hatenablog.com 固定観念を疑え②――二元論を捨てる 「禅」の本 禅とは? 「禅」は仏教の数ある宗派のうち、臨済宗や曹洞宗といった禅宗でとられている修行…

固定観念を疑え――世界を一歩離れて見れば道は拓ける

muian2020.hatenablog.com はじめに 私は、物心ついたときから自信がありませんでした。 模範解答的な言動に徹し、他人を喜ばせるために四苦八苦する。 自分の意思や本音などというものは、抑圧し、隠し通すべきもの。 「何が欲しい?」「何がやりたい?」「…

豁然の閃き?

やっぱり「自信」の話をすることだろうか。 自分はずっと、「やりたいこと」についてなんとなく考えてきた。 それで、『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』を読んで、ワークをやってみた(今度、詳しく記事にしようかな)わけだけど、何か「あ~こ…

生年は百に満たず 常に千歳の憂いを懐く(『文選』)

生年不満百 生年は百に満たず 常懐千歳憂 常に千歳の憂いを懐(いだ)く 昼短苦夜長 昼は短く夜の長きに苦しむ 何不秉燭遊 何ぞ燭を秉(と)って遊ばざる 為楽当及時 楽しみを為すは当に時に及ぶべし 何能待来茲 何ぞ能く来茲(らいじ=来年)を待たん 愚者…

"悲劇の英雄視" 【読書メモ:エレイン・N・アーロン・著/明橋大二・訳 (2020)『ひとひちばい敏感なあなたが人を愛するとき―HSP気質と恋愛―』③】

muian2020.hatenablog.com ①ありのままの自分を拒絶されることへの恐れ 「本当の自分を見せたら嫌われる・・・!」という恐怖。この深い自己否定感の原因は様々なところに根ざしていて、解決は容易でない。人ときちんと関わることで和らげるしかない。

読書記録:エレイン・N・アーロン[著]/明橋大二[訳] (2020)『ひとひちばい敏感なあなたが人を愛するとき―HSP気質と恋愛―』③

第3章 HSPと親密さへの怖れ HSPと親密さへの怖れ 【まとめ】 エレイン・ハットフィールドの「8つの恐れ」 HSPとフロイトの「愛着理論」 愛着スタイル①「正常型」 不安定な愛着スタイル②「とらわれ型」 不安定な愛着スタイル③「拒絶・回避型」 不安定な愛着…

読書記録:エレイン・N・アーロン・著/明橋大二・訳 (2020)『ひとひちばい敏感なあなたが人を愛するとき―HSP気質と恋愛―』②

muian2020.hatenablog.com 1. HSPについて 第1章 生まれ持った気質を知ることが、人を愛する時に大切 HSPの特徴 HSPに対する誤解 HSPと人間関係 第2章 理想の男性像と女性像はもう古い 不幸な幼少期がHSPを人間不信にする HSPが自信を失う過程 その果てにあ…

読書記録:エレイン・N・アーロン・著/明橋大二・訳 (2020)『ひとひちばい敏感なあなたが人を愛するとき―HSP気質と恋愛―』

前回の投稿からすっかり時間が経ってしまった。ここ最近、通勤時間を使って読んできた本『ひとひちばい敏感なあなたが人を愛するとき―HSP気質と恋愛―』について、記しておこう。 この本を読もうとした理由 HSPとは 本題:HSPであることを把握すればそれを大…

今、自分の"やりたいこと"って何だろうか:続き

muian2020.hatenablog.com 弓道について 自分にとって弓道は、人生を捧げるほどではないが、社会人になって道場の門戸を叩くくらいには好きな武道である。 今でも死亡事故の危険があるからか、個人的な練習には段位が要るし、コロナ禍で余計な制約がかかった…

今、自分の"やりたいこと"って何だろうか

muian2020.hatenablog.com 『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法』を読んでから、やはり転職について考えないわけにはいかないという思いが強まった。 正直、今の職場で自己実現は果たせない。就活をするに相応しいところ…

「良い人か・・・それは・・・その言い方は僕はあまりすきじゃないんだ」(アルミン・アルレルト)

あんたさ・・・私がそんな良い人に見えるの? 良い人か・・・それは・・・その言い方は僕はあまり好きじゃないんだ だってそれって・・・自分にとって都合の良い人のことをそう呼んでいるだけのような気がするから 『進撃の巨人』第8巻に見えるやりとり。ア…

成功するかなんて気にするな

何かやりたいことを見つけても、二の足を踏んでしまう。そして、機を逃して折角巻き起こった心の焔が消える。 「まぁ、どうせ上手くいかなかっただろう」 私自身、この過ちを犯したこと勝げて数うべからず。しかし、最近、その原因が「上手くやらねばならな…

継ぐことは宿命に囚われること

muian2020.hatenablog.com 世の人はほとんどが"普通"であって、それは至極当然のことだから、"特別"であろうとする必要はないのではないか、という話をした。 それは言い換えれば、この世の人間のほとんどはいてもいなくても良い、存在意義がない、というこ…

特別である必要はない

自分は話しかけられても全然構わないのに、自分が他人に話しかけるのは相手の迷惑になると何故か考えてしまう。 そう感じる場合、ある意味自分を"特別視"しているのかもしれん。

勝ちは知るべし しかして勝つべからず (『孫子』)

故曰、勝可知、而不可爲 故に曰く、勝ちは知るべし、しかして為すべからず ――それでこう云うのだ、勝てるかどうかは〔事前に〕知りうるが、〔それを無理矢理〕為すことはできぬと。

就活の失敗は20年前にあり 【自信の話 #4】

もう大分時間が経っているけど、やっぱり就活は上手くいかなかったと思う。それも、「力を出し切って結局駄目だった」というのではなく、「まともに戦えずに負けた」という不完全燃焼の感がある。それで、就活後の束の間の休息期間に反省してみた結果、色々…

心の聲が聞こえるか 【自信の話 #3】

これまでのまとめ 一人では到底生きていけない幼子は「親に捨てられる」ことに恐怖を覚える。そして、自分を否定されるような言動を受けてその恐怖が強まると、その子は常に親の顔色を窺って生きるようになる。 しかしそれは、「ありのままの自分は否定され…

その先にあるのは 【自信の話 #2】

幼き日に最も身近な存在である「親」から、「ありのままの自分」を否定されることで始まる「忖度」そして「自分を殺し続ける」日々。今回はそれがどのような結果を引き起こすか考えてみたい。 結果から言えば・・・ 自信がなくなる→自信の拠り所を他人の評価…

自信の粉砕 【自信の話 #1】

先日、たまたま少林寺拳法の起源について調べる機会があったんですが、どうも戦後の混乱の中、未来をつくる「人づくり」をしたいとの思いがきっかけだったそう。創始者・宗道臣さんの言「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」にはその理念が表れていて…