無為庵

読書メモ、アイデアの蔵。

読書記録

2021.5.16 『伝え方が9割』

『伝え方が9割』読了。 お願い事は「相手との共作」ということで、自分本位でない頼み方をすることで、相手に頷いてもらえる可能性が上がる、というのが主な内容だった。そこで、相手の「好きなこと」や「嫌がること」を押し出したり、相手の能力を評価した…

「ベクトルがな、自分に向きすぎなんや」 【2021.5.8②】

「ベクトルがな、自分に向きすぎなんや」 (p,218) ガネーシャは言う。多くの人は、いつも自分のことばかり考えていると。 「そんで、人と話してる時もたいがい考えてるのは自分のことやで。『この人、俺のことどない思てんねやろ』『俺、ナメられてへんか…

「足りてない自分の心を『ありがとう』て言葉で満たすんや。」 【2021.5.8】

「つまり、満たされる、というのは、『一緒になる』ということなんや。たとえば、人から愛されていると感じる時。人を愛していると感じる時。自分の幸せ以上に相手の幸せを思う時。自分よりも大事なものができた時。それは全部『あなたと私は一緒です』とい…

『幸せになる勇気』

また、門戸をたたいてしまった。 ――行こう。 幸せになれないのは何故か? 「愛される」ライフスタイル どうして「愛される」ライフスタイルから逃れられないのか? 褒めても叱ってもいけない。「尊敬」せよ。 なぜ、褒めても叱ってもいけないのか 褒めること…

【弓道日誌20 2021.4.11】 自主研究:正しい姿勢と丹田

『疲れない体をつくる「和」の身体作法』に加え、『古武術で毎日がラクラク!疲れない、ケガしない「体の使い方」』を読んでいたら、色々学びがあったので、取り急ぎまとめるぞ。 きっかけ そもそも、なぜ『疲れない体をつくる「和」の身体作法』を読みだし…

2021.3.18 始まり

『一行書くだけ日記』。気になっていたので、読んでみた。 一行日記 端的に言うと、一日一行程度の日記をつけることで、普段フッと湧いても忘れてしまう日々の”気づき”を逃さず、学びに変えていく、というものだ。 気になるもの、ワクワクするもの、うらやま…

こうしたくても、違和感があれば、「今は」やりたくないのだ。

「こうしたい」と呟いたとき、あるいはそうすることを想像したとき、 ・窮屈な感じがする ・暗い気持ちになる ・義務感がある のならば、少なくとも「今は」やりたくないのです。 ――『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本』 p.227

人間関係の基本構造とは、「表に出している自分」に合う人が集まってくる、というシンプルな構造です。

人間関係の基本構造とは、「表に出している自分」に合う人が集まってくる、というシンプルな構造です。つまり、「本当の自分」を抑えて殻をかぶっていると、その「殻」に合う人が集まってきてしまうのです。 ――『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる…

読書記録:『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿10 「case.冠位決議(下)」』(角川文庫)

『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』(角川文庫)全10巻読破。 このシリーズは、「論理」と「魔術(非論理)」が織りなす"推理もの"って感じだ。 サーヴァントの派手な戦闘よりも、時計塔の魔術師の日常=権謀術数に焦点をあて、魔術の引き起こす奇怪な事件を…

生年は百に満たず 常に千歳の憂いを懐く(『文選』)

生年不満百 生年は百に満たず 常懐千歳憂 常に千歳の憂いを懐(いだ)く 昼短苦夜長 昼は短く夜の長きに苦しむ 何不秉燭遊 何ぞ燭を秉(と)って遊ばざる 為楽当及時 楽しみを為すは当に時に及ぶべし 何能待来茲 何ぞ能く来茲(らいじ=来年)を待たん 愚者…

『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』に想う

muian2020.hatenablog.com 好きなことではなく、好きなこと×得意なこと 『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』によれば、「好きなこと」を仕事にしてはならない。あくまでも、「得意なこと」かつ「好きなこと」であり、仕事は「大事なこと(自分の価…

読書記録:八木仁平(2020)『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド』

今年の目標は昨年と変わらぬ。ただボケーっと流されるのではなく、ただ周りや自分の境遇をひがんで終わるのではなく、自分の人生に抗うこと。即ち、"凡人を超えようとした人"になること。そのひとまずの道筋を見出すことが、今年の目標である。 muian2020.ha…

"悲劇の英雄視" 【読書メモ:エレイン・N・アーロン・著/明橋大二・訳 (2020)『ひとひちばい敏感なあなたが人を愛するとき―HSP気質と恋愛―』③】

muian2020.hatenablog.com ①ありのままの自分を拒絶されることへの恐れ 「本当の自分を見せたら嫌われる・・・!」という恐怖。この深い自己否定感の原因は様々なところに根ざしていて、解決は容易でない。人ときちんと関わることで和らげるしかない。

読書記録:エレイン・N・アーロン[著]/明橋大二[訳] (2020)『ひとひちばい敏感なあなたが人を愛するとき―HSP気質と恋愛―』③

第3章 HSPと親密さへの怖れ HSPと親密さへの怖れ 【まとめ】 エレイン・ハットフィールドの「8つの恐れ」 HSPとフロイトの「愛着理論」 愛着スタイル①「正常型」 不安定な愛着スタイル②「とらわれ型」 不安定な愛着スタイル③「拒絶・回避型」 不安定な愛着…

読書記録:エレイン・N・アーロン・著/明橋大二・訳 (2020)『ひとひちばい敏感なあなたが人を愛するとき―HSP気質と恋愛―』②

muian2020.hatenablog.com 1. HSPについて 第1章 生まれ持った気質を知ることが、人を愛する時に大切 HSPの特徴 HSPに対する誤解 HSPと人間関係 第2章 理想の男性像と女性像はもう古い 不幸な幼少期がHSPを人間不信にする HSPが自信を失う過程 その果てにあ…

読書記録:エレイン・N・アーロン・著/明橋大二・訳 (2020)『ひとひちばい敏感なあなたが人を愛するとき―HSP気質と恋愛―』

前回の投稿からすっかり時間が経ってしまった。ここ最近、通勤時間を使って読んできた本『ひとひちばい敏感なあなたが人を愛するとき―HSP気質と恋愛―』について、記しておこう。 この本を読もうとした理由 HSPとは 本題:HSPであることを把握すればそれを大…

今、自分の"やりたいこと"って何だろうか:続き

muian2020.hatenablog.com 弓道について 自分にとって弓道は、人生を捧げるほどではないが、社会人になって道場の門戸を叩くくらいには好きな武道である。 今でも死亡事故の危険があるからか、個人的な練習には段位が要るし、コロナ禍で余計な制約がかかった…

今、自分の"やりたいこと"って何だろうか

muian2020.hatenablog.com 『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法』を読んでから、やはり転職について考えないわけにはいかないという思いが強まった。 正直、今の職場で自己実現は果たせない。就活をするに相応しいところ…

読書記録:北野唯我『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』

いいか、特別な才能を持たないほとんどの人間にとって、重要なのは、どう考えても、どの場所にいるか。つまりポジショニングなんだ。そしてポジショニングは誰にでも平等だ。なぜなら、「思考法」で解決できるからな (p,84) 久々の読書記録。実は、何カ月…

読書メモ:末永幸歩(2020)『「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』 1

アート思考とは? カメラが絵画を変えた 作品の見方 "ORIENTATION"~"CLASS3"読了。 何というか、全てが真新しいというわけではなく、「まぁ、そうだよね」と、言われてみれば当たり前な感じの事柄もある。しかし、筆者が「アート思考は誰しももっていたけれ…

『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿5 「case.魔眼蒐集列車(下)」』

印象に残った場面 「私は、お前たちが嫌いよ 頑張って努力して認められましたなんて、そんな顔してるヤツラが嫌い! 他人に認められる必要なんてないって自己完結してるヤツラが嫌い! 両方の顔してるようなお前は、最悪の最悪に嫌い!」 「師匠は、そんなこ…

読書メモ:児玉光雄(2017)『逆境を突破する技術』2

第6章 やる気を高める技術 思い立ったら期限を決めよ 人間の脳の癖① やりたくないことは金を積まれてもモチベーションが上がらない 人間の脳の癖② イメージを司る右脳は「~してはならない」という指示を理解できない その他 第8章 回復を忘れるな まとめ …

読書メモ:児玉光雄(2017)『逆境を突破する技術』

第1章 逆境を突破する基本――レジリエンス 第2章 最善主義者 第3章 打たれ強くなる技術 第4章 ポジティビティ 第5章 上手く解釈して失敗を乗り越えろ 第1章 逆境を突破する基本――レジリエンス 「レジリエンス」(Resilience=苦境に適応する精神的な力)を技…

刀剣・甲冑の歴史<平安時代> 【読書メモ】

平安時代 時代背景:武士の登場と騎射による一騎討ち 平安中期より武士が登場する。「武士」が公に認識され始めた平将門の乱(935~940)の頃は、予め決めた決闘の場所・日時に武士団を率いて現れ、互いに自らの正当性を主張し合い、騎馬武者(大将)が騎射戦…

読書記録:『能に学ぶ「和」の呼吸法』

信長はなぜ「敦盛」を好んだのか?――新たな角度からの説 HPを上げるのではなく、柔能制剛 どうして能なのか? 能の呼吸法(反復律動性の呼吸) 発声法 腹の底(丹田)から声を出す 桶狭間を前に敦盛を舞った信長――それは戦略だった(まとめ) 信長はなぜ「敦…

読書記録:オイゲン・ヘリゲル『弓と禅』2

「弓と禅」 無心に至るまでの道のり 武士道の原動力? 「弓と禅」 本題の「弓と禅」は、簡単に言えば講義録「武士道的な弓道」を詳しく述べたものという印象を受けた。 構成は、ヘリゲル自身の心境や感覚、師弟のやりとりにより詳しく触れつつ、"無心の射"に…

読書記録:オイゲン・ヘリゲル『弓と禅』

講義録「武士道的な弓道」 脱力せよ 呼吸法 無心 無心になろうという執着 無心の心地 講義録「武士道的な弓道」 ドイツの哲学者オイゲン・ヘリゲルは、日本で弓道を学び、「無心」に至る体験をした。帰国後、それを講義したものが「武士道的な弓道」である。…

読書記録:『論語と算盤』 1

処世と信条(第1章) 『論語と算盤』は、渋沢栄一の訓戒や人生論をまとめたものなので、特に気にいったり何か感じたりしたものを記しておこう。 要点と気に入った教え 渡世には、武士の精神と商才が必要である(士魂商才)。それはいずれも、『論語』によっ…

『ロード・エルメロイII世の事件簿 2~3 「case.双貌塔イゼルマ」』

読中メモ 名場面 「もう一度、言いましょうか」 と、兄は正面から切り出した。 踵を鳴らし、手袋をはめた腕で目の前を切り払うようにして、我が兄は堂々と宣言したのである。 「ロード・エルメロイⅡ世として、この事件を預からせていただく」 p,211 何者かに…

『ロード・エルメロイII世の事件簿1 「case.剥離城アドラ」』

読中メモ ウェーバー君のコンセプト ロード・エルメロイⅡ世は、大まかに言って"星を追う者"というコンセプトならしい。"星"とは、征服王イスカンダルのこと。それは人々の憧憬の対象であり、それに列なることなどできない、まさに星のような存在。そして、誰…